2016年12月 くるみるふっさガイドツアー「大人のためのクリスマスロビーコンサート」が催行されました。

多摩​北風の強い1日でしたが天候は晴れ。20名で元気に出発です。

まずは中央図書館前庭の「日時計」を柿田図書館長の解説付で見学。
この日時計、実はすごいんです。
「世界でいちばん正確な日時計作家」としてギネスにも載り、
日時計の権威として活躍した小原銀之助氏による作品。同氏による作品は
世界で400個程あり、日本では、国立科学博物館の日時計などが有名ですね。
そんな小原氏の作品が、実は福生でじ～っくり見られるのです。多摩エリアでは珍しいそうです。

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皆さん、じ～くり観賞中。実際に日時計を使って時刻を測定してみたり。

50歳を過ぎてから独学で日時計の設計をはじめたという小原氏が、晩年は
「日時計の権威」と評されるまでになるには、どれだけの労力・試行錯誤を繰り返したのだろうか・・と思いをはせてみたり。

ちなみに日時計の横には、そんな小原氏の格言が石碑に刻まれております。

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続いては、中央図書館内にある福生市郷土資料室へ。宮林室長の案内で、只今特別展示中の「ミキノクチ」の見学をしました。
これはお正月の縁起物。神棚に備えるお神酒の徳利の口に飾る事が名前の由来です。材料は木、竹、金属、紙などさまざまで、その形状にも地域差が見られます。福生市のミキノクチは竹で作られています。この貴重な福生の伝統技術は、現在「ミキノクチ製作技術」として福生市登録無形民俗文化財となっています。繊細な職人技が冴える作品を間近で鑑賞。貴重な体験ですね。

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続いて、文化の森を散策がてら市民会館へ向かいます。
​昼食は、地元で人気の市民会館内の四十雀カフェへ。と、その前に・・・。
　昼食前にひとアトラクション！「寿司ふぐ吉田」の2代目店主かつ四十雀カフェのオーナーでもある吉田さんによる「鯛のさばき」の実演ショーを。
　いい食材にこだわる店主が厳選した新鮮な鯛を、流れるような手さばきであっという間に捌いていきます。
これまた見事な職人技ですね！

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お待ちかねの昼食は、ツアーオリジナルの四十雀御膳です。
先程目の前で捌かれた活きのいい鯛がお刺身となって御膳に登場！店主の計らいで、鯛の頭の部分もじっくり塩焼きにして、人数分に取り分けて下さいました。
　鮮度抜群のお刺身と、とろ～りとろけるような塩焼き。どちらも申し分なく美味でございました。
　食後のデザートには、地元の人気洋菓子店「ミノン」さんのショートケーキも。これまた素朴で懐かしく、優しい甘さのケーキで、皆さんペロリとたいらげていらっしゃいました(笑)。

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続いては、福生市民会館の中を探検です。
通常は立ち入る事のできない小ホールの舞台裏を特別に見学させてもらいました。
　照明や音響装置などの専門機器がずらりと並んでおります。
ちょっとディレクター気分が味わえますね！

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さあ、本日のメインイベント。ロビーコンサートです！
「クリスマスコンサート～魅惑のヴァイオリン～」
会場はあっという間に満席です。
ヴァイオリンの名曲と、クリスマスにちなんだ名曲の数々。ピアノとバイオリンのうっとりするような音色に、会場は一気にクリスマスムードへ。
こんな素敵なコンサートが気軽に、しかも無料で聴けるなんて、超おススメな催し物だと思います。あっぱれ市民会館です！

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以上、ツアー行程を無事に終え、牛浜駅にて解散となりました。
北風の中、最後まで元気にご参加下さった皆様。ありがとうございました。