1月15日(水)に、くるみるガイドツアーが催行されました。
今回は玉川上水のほとりの古民家(旧東海居)で、ヨガと小正月のまゆ玉飾りづくりを体験していただきました。
最後は旧ヤマジュウ田村家住宅を見学しました。
募集15名に対して、23名の応募がありました。
本来なら、応募者全員に参加していただきたかったのですが、古民家のスペースの関係上、抽選で16名を選ばせていただきました。
福生駅西口に集合し、10時に出発。
当日は朝から小雨がパラパラとあいにくの空模様。
受付の9時45分頃から本格的な雨が降ってきました。
天気予報の午後からの晴れを信じて出発しました。
福生西口駅から、本日の古民家(旧東海居)でお世話になる自然塾3名のガイドで福生砂利線跡を辿って出発。昭和2年 大正天皇陵(多摩御陵)造営のため砂利、玉石の採取が行われていました。この輸送のため、福生駅から多摩川の羽村境に至る 全長1.8Kmを、1日に2回、電気機関車が4~5両の貨車を引いて昭和34年まで走ったいたそうです。
今回は、この全長1.8Kmの砂利運搬専用線のうち、約1.4kmを歩いて玉川上水 加美上水橋に到着。
この橋の上を電気機関車が走っていたそうです。
ここから玉川上水を約400m上流に向かって、加美上水公園を通り古民家に向かいます。
この加美上水公園は自然塾というボランティア団体の皆さんが管理している公園です。以前は木と雑草に覆いつくされた荒れた森でしたが、生物多様性を配慮しながらの毎月2回、下草を刈ったり木を伐採して整備していただいています。
おかげで風通しが良く、明るい森に蘇生しました。今では希少植物や昆虫類も復活し、四季折々の野鳥と武蔵野の原風景を身近で手軽に楽しむことができるようになりました。加美上水公園は本当に気持ちの良い森です。
いよいよ、古民家(旧東海居)に到着。築90年くらいの元尼寺です。本日はこの古民家でヨガと小正月のまゆ玉飾りづくりを体験していただきます。
古民家のスペース関係上、2グループに分かれていただきました。
ヨガ体験は、福生のヨガスタジオからだ Coco-yoga代表 タァ先生にお願いしました。今回は特別に男性やシニアの方でもできる『心と体を整えるやさしいヨガ』をお願いして、快く引き受けてくだされました。先生の丁寧で優しいご指導で、ヨガが初めての参加者も安心して体験することができました。ヨガは約4500年前頃の古代インドでは、元々男性がおこなっていたそうです。男性のヨガ愛好家としては、アップルのスティーブ・ジョブズが有名です。また、仕事の効率や創造性を高めるために海外の有名企業がヨガや瞑想法を導入しているそうです。
まゆ玉つくりは、自然塾講師の方にお願いしました。
まゆ玉は練った米粉に赤や緑の色を付けて、蒸してから柳の枝に刺して飾ります。
小正月は別名『女正月』ともいい、松の内に多忙をきわめた女性をねぎらう休息日でもあり、豊作祈願や家内安全を祈願するものでもあったようです。
今回は石臼を使って米粉にする体験をしたり、かまどを使って蒸したりしました。ツアー参加者でも初体験の方も多く、皆さん童心にかえって楽しそうに作られていました。
日本の伝統行事が忘れられそうな時代、貴重な体験でした。
体験が終わった後は、いよいよお待ちかねのお食事タイム。
福生産 もち米をセイロで蒸したお赤飯と豚汁をいただきました。前日と当日朝早くから準備をして下さった、心のこもったお食事に皆さん満足されておられました。
古民家(旧東海居)での行事が終わったあとは晴れてきて、自然塾の塾長より加美上水公園を案内していただき、最後の見学コースの旧ヤマジュウ田村家住宅に向いました。
ここは、福生市郷土資料室の職員とボランティアガイド2名で3チームに分かれて見学しました。
旧ヤマジュウ田村家住宅は、明治35年(1902)に田村酒造を営む田村家の分家として起こり、三代にわたりこの地で生活をしてきました。屋号は仐(ヤマジュウ)です。
田村家では、明治44年(1911)に旧福生郵便局を住宅の向かいに開設しました。その後、旧福生郵便局内で大正7年(1918)に電報電話業務を、大正10年(1921)には
電話交換業務を始めるなど、旧福生村の発展に尽くしました。現在は、国の有形登録文化財(建造物)に登録されています。
今回のツアー、初めて参加者もリピーターの参加者も満足していただき、また参加したいと笑顔で帰路につきました。
参加者、講師、ガイド、スタッフみんなが一体となった
体験ツアー、色々とご協力して頂いた関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今回は玉川上水のほとりの古民家(旧東海居)で、ヨガと小正月のまゆ玉飾りづくりを体験していただきました。
最後は旧ヤマジュウ田村家住宅を見学しました。
募集15名に対して、23名の応募がありました。
本来なら、応募者全員に参加していただきたかったのですが、古民家のスペースの関係上、抽選で16名を選ばせていただきました。
福生駅西口に集合し、10時に出発。
当日は朝から小雨がパラパラとあいにくの空模様。
受付の9時45分頃から本格的な雨が降ってきました。
天気予報の午後からの晴れを信じて出発しました。
福生西口駅から、本日の古民家(旧東海居)でお世話になる自然塾3名のガイドで福生砂利線跡を辿って出発。昭和2年 大正天皇陵(多摩御陵)造営のため砂利、玉石の採取が行われていました。この輸送のため、福生駅から多摩川の羽村境に至る 全長1.8Kmを、1日に2回、電気機関車が4~5両の貨車を引いて昭和34年まで走ったいたそうです。
今回は、この全長1.8Kmの砂利運搬専用線のうち、約1.4kmを歩いて玉川上水 加美上水橋に到着。
この橋の上を電気機関車が走っていたそうです。
ここから玉川上水を約400m上流に向かって、加美上水公園を通り古民家に向かいます。
この加美上水公園は自然塾というボランティア団体の皆さんが管理している公園です。以前は木と雑草に覆いつくされた荒れた森でしたが、生物多様性を配慮しながらの毎月2回、下草を刈ったり木を伐採して整備していただいています。
おかげで風通しが良く、明るい森に蘇生しました。今では希少植物や昆虫類も復活し、四季折々の野鳥と武蔵野の原風景を身近で手軽に楽しむことができるようになりました。加美上水公園は本当に気持ちの良い森です。
いよいよ、古民家(旧東海居)に到着。築90年くらいの元尼寺です。本日はこの古民家でヨガと小正月のまゆ玉飾りづくりを体験していただきます。
古民家のスペース関係上、2グループに分かれていただきました。
ヨガ体験は、福生のヨガスタジオからだ Coco-yoga代表 タァ先生にお願いしました。今回は特別に男性やシニアの方でもできる『心と体を整えるやさしいヨガ』をお願いして、快く引き受けてくだされました。先生の丁寧で優しいご指導で、ヨガが初めての参加者も安心して体験することができました。ヨガは約4500年前頃の古代インドでは、元々男性がおこなっていたそうです。男性のヨガ愛好家としては、アップルのスティーブ・ジョブズが有名です。また、仕事の効率や創造性を高めるために海外の有名企業がヨガや瞑想法を導入しているそうです。
まゆ玉つくりは、自然塾講師の方にお願いしました。
まゆ玉は練った米粉に赤や緑の色を付けて、蒸してから柳の枝に刺して飾ります。
小正月は別名『女正月』ともいい、松の内に多忙をきわめた女性をねぎらう休息日でもあり、豊作祈願や家内安全を祈願するものでもあったようです。
今回は石臼を使って米粉にする体験をしたり、かまどを使って蒸したりしました。ツアー参加者でも初体験の方も多く、皆さん童心にかえって楽しそうに作られていました。
日本の伝統行事が忘れられそうな時代、貴重な体験でした。
体験が終わった後は、いよいよお待ちかねのお食事タイム。
福生産 もち米をセイロで蒸したお赤飯と豚汁をいただきました。前日と当日朝早くから準備をして下さった、心のこもったお食事に皆さん満足されておられました。
古民家(旧東海居)での行事が終わったあとは晴れてきて、自然塾の塾長より加美上水公園を案内していただき、最後の見学コースの旧ヤマジュウ田村家住宅に向いました。
ここは、福生市郷土資料室の職員とボランティアガイド2名で3チームに分かれて見学しました。
旧ヤマジュウ田村家住宅は、明治35年(1902)に田村酒造を営む田村家の分家として起こり、三代にわたりこの地で生活をしてきました。屋号は仐(ヤマジュウ)です。
田村家では、明治44年(1911)に旧福生郵便局を住宅の向かいに開設しました。その後、旧福生郵便局内で大正7年(1918)に電報電話業務を、大正10年(1921)には
電話交換業務を始めるなど、旧福生村の発展に尽くしました。現在は、国の有形登録文化財(建造物)に登録されています。
今回のツアー、初めて参加者もリピーターの参加者も満足していただき、また参加したいと笑顔で帰路につきました。
参加者、講師、ガイド、スタッフみんなが一体となった
体験ツアー、色々とご協力して頂いた関係者の皆様、本当にありがとうございました。